学校法人翔英学園 東みずほ幼稚園 平成26年度学校自己点検・評価

東みずほ幼稚園学校評価


総合所見

「あいさつから始まる、共に育ち合う仲間づくり」を重点目標に掲げ2年目となります。

園内では保護者の皆様や先生が見本となって、子どもたちも気持ちの良い挨拶がだいぶできる様になり、友だちの輪も広がりが見られる様になってきました。

平成26年度は、更に「共に育ち合う仲間づくり」の方へ広がりを持たせたいと、友だちと自分たちで考えてすすめる様な主体的な遊びの発展を心がけてきました。

活動をする前には、子どもたちとの話し合いを細やかに積み上げ、みんなで計画をすすめていく様にしました。小さい子どもたちには、年齢的な発達を考慮し、できる範囲ですすめましたが、年中、年長組となるといろいろな意見も出て、友だちと共通理解をしながら、ある程度同じ方向を向いてすすめる事ができ、活動の後には共通の達成感があった様です。

そして、自分の思いを自分の言葉で相手に伝える事も大切にしてきました。

特に年長組の子どもたちは、地域の皆さんや、祖父母、異年齢との交流時にも、始まりの挨拶の言葉や活動の後の感想などをじっくりと考え、自分の言葉で伝えており、交流がより意味深い心温まるものになっていったように思います。

また、今まで「芋ほり」は、園外の畑で作っていただいたたお芋を掘らせてもらっていましたが、今年は、子どもたちと先生で作ってみようと、園内の畑で年長組中心に苗植えから取り組みました。水やり、草取りなどは全園児が関わり、成長の様子もしっかりと見る事ができました。そして秋には大変りっぱなお芋ができ、みんなで収穫を喜びました。

また、地域のおじいさんのご厚意で、畑に招待していただき、年間を通してジャガイモ、玉ねぎ、大根、ホーレン草などの収穫の体験もさせていただきました。おじいさんも子どもたちとの交流をとても楽しみにしてくださり、畑では「いいか!こんなに一生懸命おじいさんが作っている野菜を食べ残すことはならんぞ!!」と生きた食育までしていただいています。

その後、市場見学で野菜や果物の流通などについても学び、年長児にとって良い体験となった様です。

この様に、たくさんの体験や様々な人との交流により、心豊かに育っている子どもたちをみますと、改めて子どもの力を信じ、子どもたちに任せる範囲を徐々に増やしながら見守る、子どもが主体的な教育の大切さを感じます。

また、今年度は、鳥取県の教育委員会より「幼稚園計画訪問」で、東みずほ幼稚園の教育の様子を見に来ていただいたり、「尚徳中学校区公開保育」で、保育園、小学校、中学校の先生方に来ていただいたりし、たくさんの専門的なご意見やご指導をいただき、良い研修の機会をいただきました。本当に有難うございました。


東みずほ幼稚園学校評価システム研究組織


 

平成26年度学校自己点検・評価     平成26年度に実施した主な改善内容     東みずほ幼稚園自己点検評価票

平成26年度学校自己点検・評価アンケート結果について     平成26年度学校自己点検・評価アンケート結果集計表