学校法人翔英学園 東みずほ幼稚園 平成27年度学校自己点検・評価
「あいさつから始まる、共に育ち合う仲間づくり」を重点目標に掲げ3年目となります。
日常生活の中で、あいさつはだいぶ定着してきた様です。小さい子は大きい子から学び、友だちや先生や保護者の皆さんにも自然に気持ちの良い挨拶をしてくれる様になってきました。また、外部から毎日給食を運んでくださる方にも「いつも、おいしい給食をもってきてくれてありがとう!」と伝えた園児もいた様です。「うれしくて心が温かくなり、子どもさんから元気をもらいました。」と教えて頂きました。自分の気持ちを相手に伝えるコミュニケーション能力も徐々に育って来ている様に思います。
平成27年度は、自分の思いを自分の言葉で伝える事ができる様な取り組みを心がけてきました。
年齢の小さい子どもたちには、なかなか難しい事だと思いますが、大きな子どもたちとの交流の中で年長児や年中児の様子を見ることにより、小さな学びをしている様に思います。思いを自分の言葉で伝えるという事は、その活動を自分たちで進めようとする意欲へと繋がっていくと思います。遊びの中での気付きは、思考力の芽生えに繋がり、コミュニケーションを繰り返す事で思考は深まり、小学校以降の学びへと繋がっていきます。そんな子どもたちの様子を保護者の皆様にフリー参観日、祖父母交流会、誕生会、親子レクリェーションなど、幼稚園に足を運んで見て頂いたり、東みずほだより・学年だより・クラスだより・ブログなどでお知らせをしたりして、共有して同じ方向を向いた教育を進めて行けたらと考えます。
また、地域交流、祖父母交流も継続的に実施させて頂き、おじいさん、おばあさんたちと楽しい時間を過ごしたり、北高サッカー部のお兄さんにサッカーを教えて頂いたり、小学校・保育園・姉妹園との交流も子どもたちの楽しみとなっています。その中でも、毎年たくさんの野菜を作って生きた食育をしてくださるおじいさんの畑で冬野菜を収穫させてもらった時、野菜嫌いな年長組のI君は感動し「おじいちゃんの事ずっと忘れん!」と抱きついていました。また、「来年の玉ねぎの苗を今度、年長組になる子どもたちに植えさせてはどうか?」と提案して頂き、早速12月に現在の年中組の子どもたちが、おじいさんの畑に苗を植えに行かせてもらいました。この様に、常に子どもたちの事を温かく見守って頂いている中で、子どもたちは安心して成長していけるのだと心より感謝しております。
そして、尚徳中学校区の幼稚園として、中学校・小学校・保育園の先生方とも尚徳中学校区教育推進協議会を通して親しくして頂き、学校行事の参加、緊急連絡カード作成や園児引き渡し訓練などの参考情報提供、お花の苗の提供など、教育的にも温かい繋がりを持って頂いている事に感謝し、心強さを感じております。
平成27年度学校自己点検・評価 平成27年度に実施した主な改善内容 東みずほ幼稚園自己点検評価票
平成27年度学校自己点検・評価アンケート結果について 平成27年度学校自己点検・評価アンケート結果集計表