学校法人翔英学園 東みずほ幼稚園 平成28年度学校自己点検・評価
「あいさつから始まる、共に育ち合う仲間づくり」を重点目標に掲げ4年目となります。
ほとんどの子どもたちが、日常生活の中で挨拶ができる様になり、コミュニケーション能力も高まってきましたが、今年度、鳥取県私立幼稚園・認定こども園教育保育研修大会において、当園が「コミュニケーション力を育み、心豊かで笑顔いっぱいの子どもをめざして」〜さまざまな人との関わりを通して〜というテーマで2年間の研究発表をした際に、研究を進める中で、まだ自分から挨拶のできない子や自信がなさそうに小さな声でしか挨拶をしない子がいる事に気が付きました。
そんな子どもたちの心の育ちをどうすすめて自信を付け、自尊感情を高めてあげる事ができるのかを考え、
@ 子どもの心に寄り添うことが、教師も子どもも変わるきっかけになる。
A 教師間の共通理解を深め、子どもたちの育ちを保障する。
B さまざまな人とのかかわりを通しての心の育ちを大切にする。
C 安心して思いを言える空間や仲間作りを大切にする。
以上の点に配慮しながら、子どもたちの姿や背景を考えて、その子の何を育てたいのか目標をしっかりと持ち、教師の見方や援助を変えて行く事が大切であると考えました。
一人ひとりの子どもたちが安心して笑顔で遊びきれる環境となれる様、これからも努力をして行きたいと思います。
また、幼稚園ばかりではなく、保護者の皆様、地域の皆様、教育関係の皆様との連携や温かい繋がりも大切にし、同じ方向をむいた教育を進めて行けたらと思います。
そして、当園の教育の特色でもあります祖父母交流、地域交流も深まり、1月の新春おもちつき会では、83人のおじいさん、おばあさんに来ていただき、日本古来の伝統行事を賑やかに実施し、できたてのおもちをみんなでいただきました。
また、北高サッカー部全国大会出場時には、年長組の子どもたちが千羽鶴を作り、心のこもった応援をしました。
そして、作品展では、日頃、畑活動で大変お世話になっているおじいさんの畑で働いておられる姿や、お泊り保育で早朝座禅をお世話になった妙喜寺の和尚さんの姿を描きに行かせてもらい、できた絵をひとりひとりの思いをよせた手紙を添えて展示し、作品を見に来ていただきました。「やっぱり、子どもはいい絵をかくな・・・」と感想をいただき、本当に心が繋がっている事を感じ、温かい交流を続けさせてもらっている事に心より感謝をしております。
これからも、尚徳中学校区の幼稚園としての役割をしっかりと考え、地域の皆様や保育園、小学校、中学校の先生方とも教育的な温かい繋がりを深めていける様、職員一同頑張りたいと思います。
平成28年度学校自己点検・評価 平成28年度に実施した主な改善内容 東みずほ幼稚園自己点検評価票
平成28年度学校自己点検・評価アンケート結果について 平成28年度学校自己点検・評価アンケート結果集計表